【超ダサい!】出会い系でカモられたヤリチン男の失敗談を暴露!
いや、私ごとで恐縮ですが…
20代前半の頃の私は、まさに無双状態といってもいいくらい、次から次に女性を乗り換えていました。
1日に3人の女性とベッドインしたことが当時の自己記録…
そんな私が、「今日、この出会い系の子と会ってやれたら、1日4人、自己記録達成だーーー」と鼻息荒く、当時のガラケーを握りしめて、返信をまだかまだかと待ちわびていました。
言うまでもなく、サクラに踊らされていたわけですが…
初めて出会い系に登録してカモられる!ヤリチンヤローのお話
友達が出会い系で知り合った子とワンナイトを決めたって話を聞き、ならオレもやってみるかと登録したのがキッカケでした。
使い勝手が分からず、画面が指示するままに登録を進め、やっと終わったと落ち着いて数分後に、いきなりの女性からメッセージ!
「おれ、やっぱり引きが強いわぁ!」
余談ですが…、当時は、スロットにハマっており、根拠のない引きの強さを自慢としていました…
麻雀でも、カンチャン待ちでも迷わず毎回リーチして、放銃したりしても自分の引きの強さを疑いませんでした。
頭の中は、常にスロット初代「HANABI」の「おくれ音」が鳴り響いているような、どうしようもない若者でした。
たしかネオジオかプレステか忘れましたが、自宅でもHANABIを打ってたほど、不毛な時間を浪費していた若者でした…
まんまと最初から食いついてくる「サクラ」に夢中になって、必死に「待ち合わせ場所」とか「所持金はいくらだ」とか余計な情報を提供して、なんとか会おうとしていました。
サクラと言っても、コンピューターが自動返信してくるような、訳の分からない返事をしてくることはありません。
そのメッセージの先に、生身の人間がいることはメッセージの内容から感じ取れます。
ただ、なかなか噛み合わないというか…、もどかしさ全開で攻めてきます。
「近くにいます」って送ってくるくせに、「じゃ、どこそこで何時に待ってます」って送っても、ギリギリになって「ちょっとその時間は空いてません…」とか返してくる。
「じゃ、何時なら会えます?」と送って、「20時くらいからなら会えます。楽しみです」とか返してくるし…
その時間が近くなって「待ち合わせ場所で待ってますけど、遅れそうですか?」と送ると、「すいません、急な仕事で…。良かったら明日会えますか?」とか返してくる…。
「なんだよ、適当かよコイツー」
笑えるような話ですが、この手口に私はハマってしまいました(笑)
あとから友達に聞いて、「それ、サクラだよ(笑)」と言われて、そんなものがこの世に存在するのかと仰天したわけですが…
とにかく、1回でも多くメッセージのやり取りをさせてナンボの世界なので、「今日は会えなくなったけど、もうすぐ仕事終わるから、もっと〇〇さんのこと知りたい。メッセージやり取りしたいなぁー」とか…
なんだかんだ言って、やり取りの数を増やそうとしてきます。
「いや、会ってから話しようよ、俺は何時でも大丈夫だから!」といった感じで、ウブな私は真面目に返信をしていました…汗
途中、無理やり「趣味は何ですか?」とか「普段はどんなところで遊ぶんですか?」とか、こっちはサッサと会いたいのに、無理やり質問を入れ込んできます。
で、こちらも毎回質問を無視するのも気が重いので、「サッカーが好きだよ。高校までずっとサッカー部だったよ」とか返そうものなら、そこから無理やり話題を拡げようとしてきます。
「私はサッカー部のマネージャーをやってました。〇〇さんは、マネージャーさんといい関係になったりしたことあります??私は1個上の先輩から、断れずにサッカー部の部室で…」
無理やりエロさを出してきたり、訳が分からない質問で、やり取りを増やそうとしてきます。
それに私は、アホみたいに興奮していました(笑)
「あとちょっとでイケるな」とか思いながら…
残念ながら、私は出会い系の中に、サクラといった偽物が潜んでいるとも思っていなかったので…
- 「偽物か?いや、絶対コンピューターじゃないから、もう少し粘ろう!」
- 「いやー、脈はあるんだけどなぁー、地味に落としづらいわぁ」
- 「顔が見えないから、まだ警戒してるのかなぁ」
そんな短絡的かつ楽天的な思考で、一応生身の人間であるサクラ業者に、一発の希望を託して課金し続けました。
「この人、変わってんなぁ」くらいに思って、「(まぁとにかく、やれれば良いから辛抱辛抱…)」とか思いながら、無駄にやり取りを重ねました。
おそらく、今思えば、私と電波越しにやり取りをしていたのは、女性ですらなかったような気がします…
おそらく、鼻で笑いながら、興奮する私をあざ笑うかのように転がしていたのでしょう。
くそ、リアルなら絶対おれのほうがモテるのに(笑)
結局、その一人のサクラとのやり取りだけで、6000円くらい課金させられた次第です。
最後は、突然返信が返ってこなくなり、「うわ、取りこぼした…」と最後まで頭の中がお花畑な若かりし頃の僕ちゃんでした。
その日、意気消沈して、友達が徹マンしている家に足を運び、そこでマージャンしながら、出会い系の愚痴を話していたら…
卓を囲み、トイメンに座る友達から「それ、サクラだよ」と告げられた時の、いとしさと切なさときたら…言葉にならないものでした。
心強さはこなかったですね。
「さ、さ、サクラ…? な、なに、それ…?」
まとめ
かつての私のように、出会い系を使ったことがなく予備知識がないと、セフレを何人も抱える男でも呆気なく無駄金を使わされてしまいます。
もう20年近く昔の話ですが、未だに同じような手口で初心者やウブな男性を食い物にしようとする業者がいます。
ぜひ私の出会い系初心者の失敗談を読んで笑って、記憶の片隅にでも留めておいてください。